母乳を増やすために気を付けたことと、注意が必要なハーブ【生後3ヵ月から完母】

産前産後ケア

赤ちゃんの栄養、ミルクにも母乳にもメリットはありますが、特に新米ママさんは母乳のことで悩むことも多いかと思います。

私は1人目のときはミルクと混合だったのですが、生後3ヵ月ころからミルクを飲まなくなってしまい、いつの間にか完母になりました。
2人目も、入院中はミルクを足さないと寝てくれなかったため混合だったのに、2週間検診で「もうミルクを足さなくてもいい」と言われるくらい順調に体重が増えていたので、早々に完母状態に。

そのため「しっかり成長させるために母乳を出さないと!」という意識で、植物療法の知識も混じえながら色々試してきました。

この記事では私がやってきたことを中心に、授乳中には飲まない方がいいハーブなども紹介していきます。
元々は完母にするつもりがなかったので「絶対に完母で育てる!」という方には向かないかもしれません。

なぜ母乳を増やしたいと思ったの?

1人目のときに元々は混合だったものの、生後3ヵ月ころに俗に言う「乳頭混乱」のような状態になり、母乳ではなくミルクを飲まなくなりました。

また、乳腺炎に2週間のうちに4回かかり、母乳の出が悪くなってしまいました。
そのまま、現在も量には結構左右差があります。

機嫌は良かったのであまり気にしていませんでしたが、ミルクは飲まない、母乳は出が悪いままでしばらくいたら、1ヵ月間程うんちが5日に1回になりました。

体重もあまり増えなくなったので、他のメーカーのミルクも試しましたがあまり飲んでくれず、「これは母乳を頑張るしかない」と思ったのがきっかけです。

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母乳を増やすためにやったこと

温かい飲み物を、1日◯リットル

私がお世話になった助産院では、母乳をしっかり出すために1日2リットル以上飲むように言われました。

しかも、なるべく温かいものを。

1日3リットルという情報もネットで見かけましたが、そんなに飲むことにこだわったら気がおかしくなりそうだと思ったので2リットルです。
飲める方はもちろんいいのかもしれませんが、ストレスで血流が悪くなると母乳も出にくくなるので、ストレスのない方法を選ぶのがいいです。

私は500ml入る水筒に1日2回お茶を作っています。

それを、トイレに行った後や食事中など、こまめに飲むように心がけています。

また、リラックスタイムには別にお茶などを飲んでいるので、食事の時の汁物などと合わせて1日大体1.5~2リットル。
慣れてしまえば結構簡単です。

ちなみに飲むのは何でもいいですが、カフェインは母乳に出ると言われているので、カフェインの多い飲み物はリラックスタイムなどにカップで飲むのがおすすめです。

しっかり食べる

母乳は水分だけでできているわけではないので、良質な母乳を作るためにしっかり食べてください

特に鉄分は意識して摂りました。

ちなみに、乳腺炎の記事にも書きましたが、私はお味噌汁とご飯だけの食事でも乳腺炎になったので、そこから食事内容は気にしていません。

ただし、「甘いお菓子を食べたあとは母乳を飲んでくれなくなった」という知人も実際にいるので、赤ちゃんの様子を見ながら調整してみてください。

ストレスを溜めない

ストレスも大敵です。

と言われても、母乳のことで悩む方は大体1人目育児を始めたばかりの方かと思います。

慣れない育児、大変ですよね。
夜も眠れないし、泣き止まないときもあるし、まだあまり笑わないからこれであっているのかと不安になったり。

赤ちゃんには個人差があり、お母さんにも個人差があります。

あまり思いつめず、赤ちゃんを観察しながら合う方法を見つけていってください。

血行を良くする

母乳は血液から作られているので、血行を良くすることを心がけました。

具体的には

  • 体を冷やさない
  • (産後許可が出たら)お風呂につかる
  • 肩回しなどをして上半身をほぐす

です。

気付いた時に脇の下から肩に向けてさするのもおすすめです。

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こだわりすぎない

「あまり母乳が出ないお母さんが、完母にこだわりすぎて、赤ちゃんはいつも弱々しく泣いていた」という人がいました。
成長もゆっくりでした。

その子は現在では元気に大きくなっていますが、乳児の頃に常にお腹を空かせていたからか、食への執着がちょっと過剰になってしまいました。

夜中に冷蔵庫のものを勝手に食べたり、お菓子を買うとすぐに開けて食べようとしたり、食べたいものを買ってもらえないとひどい癇癪を起こしたり……。

原因は乳児期のことではないかもしれません。
親の躾の問題と言われればその可能性もあります。
その子の個性かもしれません。

しかし、いつも空腹で不機嫌な赤ちゃんよりも、飲むときにはしっかり飲んでごきげんな赤ちゃんの方がいいのではないでしょうか?

「母乳がしっかり出たら嬉しいけど、足りなかったらミルクもある!」というような気持ちで、完母にこだわりすぎずゆったり育児を楽しんでくださいね♪

注意が必要なハーブ

ハーブはカフェインの面では心配ないものがほとんどですが、様々な成分が含まれていてその中には授乳中に取らない方がいいものも。

1杯飲んだからといってすぐにダメなわけではないですが、よく飲むものに関してはチェックしておくといいかと思います。

具体的には、

  • エゾウコギ(シベリアンジンセン)
  • セージ

この2つは母乳の分泌を減らすとされています。

なので母乳過多の時や断乳に向けて飲むのはおすすめ。
エゾウコギは栄養ドリンクに入っている場合もあるので成分を見てみてください。

また、

  • ペパーミント
  • セントジョーンズワート
  • マテ

なども避けた方がいいです。

妊娠中~授乳中を通して、研究が進んでいない分野でもあります。
そのため、「授乳期におすすめ」と言われるハーブでも、実はだめな場合も……。

毎日同じものばかり飲まないように、お気に入りを何種類か見つけて複数の飲み物を飲んでくださいね!

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まとめ

1人目の乳児期に母乳を増やすために意識したことを紹介しました。

赤ちゃんの胃袋も、自分の母乳の量も、見えないから不安ですよね。
しかも最初は授乳間隔が短い上、乳首が切れてしまって憂鬱になることもあると思います。
乳腺炎になる方もいるかもしれませんね。

ただ、まだ授乳が続いている時ですら、そんな時期を懐かしく感じることもあります。
それくらい、あっという間に過ぎてしまうことです。

少しでも母乳育児が楽しくなればと思います。

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