
育児中って、どうしても気持ちが殺伐としてしまったり、
不安感やストレスに襲われることがあるよね。

そうだね。
今回はそんなときに嗅いだり、部屋に香らせたい精油を紹介するよ!
香りの効果
まず、精油の話をすると「これは何にいいの?」ということになりがちです。
しかし香りがあることで呼吸に集中できたり、なにかの拍子に香りを感じることで気持ちが一旦落ち着くことがあります。
育児で疲れているときは、そういう瞬間がまず必要です。
この記事では精油を紹介しますが、自分の好きな香りがあるならその香りでもいいですよ!
購入する場合は必ず学名を確認してくださいね。
おすすめの精油
ラベンダー

アロマテラピーに馴染みがない人でも、ラベンダーといえば香りが浮かぶくらい有名ですね。
また、「リラックスする香り」と言われてはじめに浮かぶのも、ラベンダーなのではないでしょうか。
精油もどこのメーカーでも扱っているので手に入りやすいのもありがたいです。
しかし、種類もたくさんあるので学名はしっかり確認してください。
学名:Lavandula angustifolia または Lavandula offinalis
上記は『真正ラベンダー』という一番メジャーなものですが、学名Lavandula veraの『野生ラベンダー』もおすすめです。
マンダリン

マンデリン(コーヒー)ではなくマンダリンです。
学名:Citrus reticulata
柑橘系なのであまり好き嫌いが分かれない香りかと思います。
同じ柑橘で温かみのあるスイートオレンジや、リフレッシュできるようなレモンの香りでもいいですが、マンダリンは少し苦味を感じるような香り成分が心の状態をサポートしてくれ、オレンジのような甘さに心が温かくなる香り。
体も元気になると言われています。
ただし、柑橘系の精油は『圧搾法』という方法で抽出されていることが多く、そうすると光毒性のある成分も一緒に出てしまいます。
そのため、肌につけたり、そのまま紫外線に当たらないように気を付けてください。
香りを楽しむときは部屋に香らせるのが安全です。
サンダルウッド

瞑想などの時におすすめされる精油。
学名:Santalum album
日本名は白檀(びゃくだん)です。
仏教やヒンドゥー教の寺院などでも焚かれているため、懐かしかったり安心できる香りかもしれません。
お香などにもよくありますね!
そんなサンダルウッドは呼吸を深くしてくれると言われています。
不安になったりイライラしてくるとどうしても呼吸は浅くなりがち。
気付いたら深呼吸をしつつ、嗅いでみてください。
ジャスミン

学名:Jasminum officinale
その華やかな香りは落ち込んだ気分を高揚させてくれます。
また、幸せを感じる香りでもあります。
少量でもよく香るので、本当に少しだけの使用がおすすめ。
精油はどうしても成分が凝縮されたものなので香りが強くなりがちですが、使うときは実際の花と同じ程度に香らせるのがよいと言われています。
高価な精油なので、お茶を飲む余裕があればジャスミンティーで一息つくのもいいですね!
楽しみ方と注意点
- アロマディフューザーなどで香らせる
- 服の袖や襟など、目立たないところにつける
- ハンカチに付け持ち歩く
部屋で香らせる場合、ペットを飼っているお宅ではおすすめできません。
たとえば犬は人間よりも遥かに優れた嗅覚を持っています。
そのためどんな風に作用してしまうかわかりません。
インコですが、精油を部屋に香らせたら死んでしまったなどのケースもありました。
空間に香らせる場合はペットが寄り付かないような場所がいいかと思います。
同じ理由で、自分の服であってもペットがよく嗅いでくるような場所に付けるのは控えたほうがいいかと思います。
また、服に付ける場合は汚れる場合もあるので目立たない箇所にし、肌に直接当たらない箇所に付けてください。
おわりに
育児中のストレスや不安って厄介ですよね。
いつ終わるかもわからず、予定通りに行かないことの方が多いというところが、余計に気持ちを暗くさせます。
そんなときにふっと香りを感じると、気持ちがほぐれ少し肩の力が抜けるかと思います。
精油を紹介してきましたが、お気に入りの香りがあればその香りでも大丈夫です。
お守り代わりに、心が疲れてしまったときはちょっと嗅いでみてくださいね。
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